
TOKIKATA(トキカタ)とは?普通のカットとの違いや効果を美容師が解説
「前髪がいつも同じ場所で割れる」
「髪の量が多くて、なかなかまとまらない」
そんな髪の悩みに対して、カット以外の方法があることをご存じでしょうか?
今回ご紹介するのは、**TOKIKATA(トキカタ)**という技術です。
TOKIKATAは、髪を切らずに、頭皮の皮脂汚れや根元の髪の絡まりに働きかけ、髪の収まりを整えることを目指す技術。
普通のカットとは何が違うのか、どんな悩みに向いているのか。
bon hairの美容師に聞きました。
TOKIKATA(トキカタ)とは?
TOKIKATAは、髪を切ることなく、根元付近の状態を整えることを目指す技術です。
bon hairの美容師は、TOKIKATAについて次のように説明しています。
「頭皮の皮脂汚れや根元の髪の絡まりを緩めて、収まりのいい状態を作りましょう、という技術と作戦みたいなものです。」
髪を短くしたり、毛量を減らしたりするのではなく、根元の状態に着目しているのが特徴です。
例えば、前髪がいつも同じ場所で割れる場合。
その原因が髪の生えている方向や根元付近の状態にあるなら、毛先を整えるだけでは思うように収まらないことがあります。
TOKIKATAは、そうした根元付近の状態に着目した技術の一つです。
TOKIKATAと普通のカットは何が違う?
一番大きな違いは、とてもシンプルです。
TOKIKATAは髪を切りません。
通常のカットでは、ハサミを使って髪の長さや形、毛量などを調整します。
一方、TOKIKATAは髪を切らずに施術します。
TOKIKATAの道具には刃がない
TOKIKATAで使用する道具は、見た目が少し変わっています。
通常のハサミとは異なり、片側だけのような形状をしていて、髪を切るための刃がありません。
そのため、髪を切ることを目的とした道具ではないのです。
「ハサミのようなものを使うのに、髪は切らない」
少し不思議に感じるかもしれません。
ただ、この違いこそがTOKIKATAの特徴です。
TOKIKATAはどんな髪の悩みにおすすめ?
bon hairの美容師が挙げたのは、主に次のような悩みです。
① 前髪が割れやすい人
TOKIKATAでよく知られているのが、前髪の割れに対するアプローチです。
前髪が根元から左右に分かれてしまう場合、髪の長さや毛先の形だけを整えても、割れが気になることがあります。
TOKIKATAでは、根元付近の状態に働きかけることで、前髪の割れを目立ちにくくする変化が期待できると考えられています。
ただし、生え癖の強さや髪の状態によって、変化の現れ方には個人差があります。
② 髪を伸ばしている人
髪を伸ばしているとき、できるだけ長さを変えたくないという方もいると思います。
でも、長さを残したまま髪の収まりをよくしたい。
そんな場合にも、TOKIKATAは選択肢の一つになります。
髪を切らずに施術するため、長さを変えずに髪の扱いやすさを考えられるのが特徴です。
③ 毛量が多く、髪がまとまりにくい人
髪の量が多いと、つい「もっと梳いてください」とお願いしたくなることがあります。
もちろん、毛量を調整するカットが必要な場合もあります。
ただ、bon hairの美容師は、髪をただ梳くだけではなく、TOKIKATAを使って収まりを考える方法もあると話しています。
TOKIKATAによって髪が馴染みやすくなれば、むやみに髪を梳かずに済む場合があるという考え方です。
髪の量を減らすことだけが、まとまりをよくする方法ではないのかもしれません。
TOKIKATAの施術後はどう変わる?
bon hairの美容師が、TOKIKATAによって期待できる変化として挙げたのは次の3つです。
① サラサラとした質感
② 滑らかな手触り
③ 髪の割れ癖が目立ちにくくなること
髪の長さや量を変えなくても、収まりや手触りに変化を感じられる場合があります。
ただし、すべての人に同じ変化が現れるわけではありません。
髪質や生え癖、頭皮の状態によって、感じ方は異なります。
TOKIKATAで前髪の割れは必ず直る?
ここは、今回のヒアリングで特に印象的だった部分です。
bon hairの美容師は、TOKIKATAについて次のように話しています。
「絶対に前髪割れが治ります!っていう魔法ではないので、お互いの心構えも必要かなと思います。」
TOKIKATAは、前髪の割れを目立ちにくくする変化が期待できる技術です。
しかし、生え癖そのものが完全になくなることを保証するものではありません。
一度の施術で思い通りになる場合もあれば、変化が分かりにくい場合も考えられます。
だからこそ、施術を受ける前に、自分の髪の状態や期待できる変化について美容師と共有しておくことが大切です。
bon hairがTOKIKATAを取り入れる理由
今回の美容師の回答から伝わってくるのは、髪を収めるために、ただ切ったり梳いたりするだけではないという考え方です。
髪がまとまらないとき、原因が毛量だけにあるとは限りません。
根元の状態や生え癖など、別の部分が関係していることもあります。
そうした場合に、髪を切る以外の方法を考えられること。
TOKIKATAは、そのための選択肢の一つです。
もちろん、すべての悩みに対応できるわけではありません。
大切なのは、どんな技術を使うかだけでなく、その人の髪にとって何が必要なのかを考えることだと思います。
まとめ|髪を切らずに、収まりを考える技術
TOKIKATAは、髪を切らずに根元付近の状態に働きかけ、髪の収まりを整えることを目指す技術です。
前髪の割れが気になる人、髪を伸ばしている人、毛量が多くまとまりにくい人などにとって、選択肢の一つになります。
ただし、前髪の割れや生え癖を必ず直せるものではありません。
「髪がまとまらないから、とりあえず梳く」
その前に、髪の根元や生え方にも目を向けてみる。
TOKIKATAは、そんな考え方から髪の扱いやすさを考える技術です。
大阪・京町堀のbon hairでもTOKIKATAを取り入れています。
前髪の割れや髪の収まりが気になる方は、自分の髪に合う方法があるか、美容師に相談してみてください。



