
髪のパサつきを抑えるドライヤーの使い方|美容師が教える正しい乾かし方
「ちゃんとドライヤーで乾かしているのに、なんだか髪がパサつく」
そんなときは、ドライヤーそのものではなく、乾かし方に原因があるかもしれません。
bon hairの美容師が意識しているのは、温度よりも風の力を使うこと、根元から毛先へ乾かすこと、そして乾かしすぎないこと。
今回は、毎日自宅でできる基本的な髪の乾かし方を、順番にご紹介します。
[パサつきを抑える髪の乾かし方]
髪を乾かすとき、なんとなく毛先からドライヤーを当てていませんか?
通常の髪の場合、bon hairでは次の順番を基本として考えています。
タオルドライ
↓
襟足の根元
↓
後頭部
↓
サイド
↓
髪の中間
↓
毛先
ポイントは、いきなり毛先を乾かすのではなく、まず根元から乾かしていくことです。
① タオルでできるだけ水分を取る
お風呂から上がったら、まずはタオルで髪の水分を取ります。
最初からドライヤーだけですべての水分を飛ばそうとするのではなく、タオルで取れる水分は先に取っておく。
そのうえでドライヤーを使います。
② 襟足の根元から乾かす
ドライヤーは、襟足の根元からスタート。
そこから後頭部、サイドへと進みます。
根元付近は毛量が多く、毛先よりも乾きにくい部分です。
反対に毛先は乾きやすいため、最初から毛先に風を当て続けてしまうと、根元が乾く頃には毛先を乾かしすぎていることがあります。
根元から順番に乾かすことで、全体の乾き具合を調整しやすくなります。
③ 中間から毛先へ乾かす
根元がある程度乾いたら、髪の中間から毛先へ進みます。
ここで意識したいのが、風を当てる方向です。
髪の根元側から毛先に向かって、風が通るようにドライヤーを当てます。
逆に、下から上へ風を当てる乾かし方は、bon hairではおすすめしていません。
キューティクルの向きに逆らうことでパサついて見えたり、ツヤが出にくくなったり、意図しないところにボリュームが出たりすることがあるためです。
「早く乾きそうだから」と下から豪快に風を入れたくなりますが、仕上がりまで考えるなら、根元側から毛先へ。
風の方向も意外と大切です。
ドライヤーは「高温」より「低温+強い風」
パサつきを抑えたいとき、bon hairの美容師が特に意識しているのが、温度だけに頼らず、風の強さで乾かすことです。
考え方としては、
高温の熱で乾かすというより、低めの温度と強い風で水分を飛ばす。
髪がしっかり濡れている最初の段階では、風量を強めにします。
ある程度乾いてきたら、髪の状態を見ながら風量を弱めて仕上げていきます。
最初から最後まで同じ設定で乾かすのではなく、髪の乾き具合に合わせて風量を変えるのがポイントです。
ドライヤーと髪の距離は10〜15cm程度
ドライヤーは髪に近づけすぎず、基本的には10〜15cm程度離して使います。
そして、
濡れているときは強めの風。
乾いてきたら風量を落とす。
根元側から毛先へ風を通す。
この3つを意識しながら乾かしていきます。
毎日のドライヤーなので、一つひとつを難しく考える必要はありません。
「距離・風量・方向」の3つを少し意識するだけでも、今までの乾かし方を見直しやすくなります。
一番気をつけたいのは「乾かしすぎ」
そして、bon hairの美容師が注意してほしいと考えているのが、髪の乾かしすぎです。
しっかり乾かそうとして、すでに乾いている部分にまで長時間ドライヤーを当て続けてしまう。
これがパサつきにつながることがあります。
そのため、少し面倒でも髪の乾き具合を見ながら、
風量:強 → 弱
と調整して、最後まで乾かします。
ドライヤーは「強い風で一気に最後まで」ではなく、髪の状態に合わせて使い分ける。
毎日のことだからこそ、この小さな違いが大切です。
正しい乾かし方は、髪質によっても少し変わる
今回ご紹介した方法は、通常の髪を想定した基本的な乾かし方です。
実際には、髪の太さや毛量、クセ、生え方などによって、乾きやすい場所やボリュームの出方は違います。
そのため、すべての人がまったく同じ乾かし方をする必要はありません。
まずは、
根元から毛先へ。
熱だけに頼らず風を使う。
乾いてきたら風量を落とす。
乾かしすぎない。
この基本を意識してみてください。
まとめ|ドライヤーは「どう乾かすか」まで考える
髪のパサつきを抑えるために意識したいポイントは、次の4つです。
① 襟足の根元 → 後頭部 → サイド → 中間 → 毛先の順番で乾かす
② ドライヤーは髪から10〜15cm程度離す
③ 根元側から毛先に向かって風を当てる
④ 濡れているときは強風、乾いてきたら風量を落として乾かしすぎを防ぐ
高いヘアケア用品を増やす前に、毎日やっているドライヤーの使い方を一度見直してみる。
それも、自分の髪を扱いやすくするための一つの方法です。
ぜひ一度試してみてください〜!



